遊びもまんざら捨てたものではない。いや、遊びを知らない人間にいい仕事はできないといってもよい。 遊び…


松井智司の「美」 その12 小堀遠州
そう思い始めた頃、市内に新しい茶道の教場ができた。先生は表千家で、東京から通ってくるという。 友人に…
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松井智司の「美」 その13 日米繊維交渉
米ニクソン政権で商務長官を務めたモーリス・ヒューバート・スタンズ商務長官が来日したのは昭和44年(1…

松井智司の「美」 その14 デザイナーズブランド
世の中とは良くできたものである。繊維製品の対米輸出が激減して国内の繊維関係者が青くなっていた頃、その…

松井智司の「美」 その15 期待を裏切る
「しかし」 と智司社長は当時を思い出す。 「みなさん、そうそうたるデザイナーさんたちとはいえ、ラッセ…

松井智司の「美」 その16 ヨーガン・レール
運はいつも目の前を飛び交っており、その運をうまく掴めるかどうかは、それまでに重ねた準備次第だという。…

松井智司の「美」 その17 多色のリブ編み
レールさんの事務所から2度目の依頼があったのは、それから4、5年後だった。事務所を訪ねた2人に、レー…

松井智司の「美」 その18 2冊の本
「その1」で書いたが、この連載を始めるとき、筆者は松井ニットデザインの原点にこだわった。美しさを愛で…

松井智司の「美」 その19 色の合唱
「カンヂンスキーの芸術論」から読み始めた。前回も書いたが、哲学、美学、色彩論など様々な要素が絡み合っ…

松井智司の「美」 その20 和と洋
カンディンスキーの2人目の妻でその死を看取ったニーナ・カンディンスキーが初めて彼の絵を見たのは、まだ…